相変わらず、まだ喉が痛い。なかなか手ごわいな。
昨日の夜は咳き込んで眠れなかった。
こんな時、父はきっと背中をさすってくれたと思う。
具合が悪いとき、
また母が亡くなって私が泣いていたときもそうしてくれた。
こんなに泣いてくれるなんて、母のことを幸せだなっていいながら。
マッサージというより、ほんとに背中をワサワサと往復させてさするのだ。
例えれば、こどもを寝かしつけるときみたいに。
何にもできないけど、少しは楽になるだろ、とも言っていた。
大きい手というより、骨太で分厚い手。
うん、気持ちよかった。
母も「太い手だねぇ」といいながら、嬉しそうにさすってもらっていた。
私も 具合が悪い訳でなくても、背中擦って〜って甘えていた。
あー、あの手が恋しいなぁ。
手が分厚いというのは、生まれつきか、
それとも働いてきた証なのか。どっちだろう。。