歳をとると、子供に帰って行くのだという。
時々出る兄の名言。
今まで親にやってきてもらったことを、今度はやってあげるんだと。
確かに、食事は細かく柔らかく、お風呂の介助も。
赤ちゃんに近づいていくって、納得。
もつと介護が必要になることも覚悟してたし、逆にこれから本番になるのだと思ってたところ、それがプツンと切れてしまい、
友達への忌中挨拶はがきにも「呆然としてます」と書いてしまった。
きれいごとといわれるかもだけど、寝たきりでもいいから、生きていてほしかったなぁ。
主人公のいない誕生日、兄と黙々と普段の食事をしている。