忌引あけは、母のときも父のときも、
ボーッとしながらも、ほぼいつもどおりの通勤電車で出社した。
我ながら、会社の忌引有休の日数をキッチリ守ってる私ってと思いつつ。
また、これだけの人が乗っているのだから、同じ忌引あけの人はいないだろうか、
などとも何故か考えていた。
今同じ気持ちの人いませんか、みたいなことなのか。
以前妹さんを亡くした20代の同僚はかなり長いこと出社してこなかった。
あのときはその同僚の気持ちをわかっていなかったけど、20代で家族を亡くすのは、今思えばかなりのショックだ。
自分の両親が健在のとき、ご両親をなくされた方の悲しみも全くわかっていなかった。
年齢を聞いて、そのお歳なら、、などと勝手に思ってしまっていた自分が恥ずかしい。
どんなに高齢でも、親は親であり、その歳ならなんて納得してる方はいないはず。
なんだか眠れず、明け方に布団の中で書いている。